大下 勇次(柴田恭兵)
横浜港警察署捜査課所属。階級は巡査部長または巡査長。通称「ユージ」「セクシー大下」他。鹿児島県出生の静岡県出身。一気を旨とするが、それ故に辛抱強さや根気がない。一方でいざという時には理知的な一面を見せ、鷹山の押さえ役を務めることも多い。

シリーズを通して、リボルバー式の拳銃を多く使ってきたユージの歴代拳銃
コルト・ローマンMK-III 2インチ(TVあぶない刑事、またまたあぶない刑事)
コルト・パイソン2.5インチ(TVもっとあぶない刑事、もっともあぶない刑事)
コルト・キングコブラ2.5インチ(あぶない刑事リターンズ、あぶない刑事フォーエヴァー)

家族構成は、企画設定時の9人兄弟の長男説や、柴田のアドリブにより自身の家族構成を当てはめた5人兄弟の4番目説があり、詳細は不明。
犯人が車で逃走しても、それを走って追いかけて行くほどの俊足自慢だが「まだまだ」では自分より若い刑事に追い抜かれ、『さらば』では暫く小型船を追いかけるも追いつかなかった後に「きつい」とつぶやくなど歳を感じさせる描写もあった。野球好きでプロ野球のその当時の時事ネタも多い。ゴルフもこよなく愛し「趣味は仕事、道楽はゴルフ」。そのこともあって『さらば』では定年退職後ニュージーランドで鷹山とゴルフに興じる場面がある。

リターンズ、フォーエヴァーで使用したSPEED製ホルスター(柴田恭兵氏のサイン入り)

鷹山と並びハンドガンの名手であり、マシンガン系の銃を愛用することが多い。そのうち、ハンドガンはシリーズごとに変化している傾向があり、テレビ1作目から『またまた』の間はコルト・ローマンMK-III2インチ、『もっと』と『もっとも』はコルト・パイソン 2.5インチ、『リターンズ』から『フォーエヴァーMOVIE』ではコルト・キングコブラ2.5インチ、『まだまだ』ではS&W M5863インチ・ユージカスタム、『さらば』ではS&W M10となっている。逆にマシンガンはウージーの使用が中心で、『フォーエヴァーMOVIE』の時だけM16自動小銃のショートモデルを使用しただけとなっている。

映画 またまたあぶない刑事

高度な運転技能を持つほどのドライビングテクニックの持ち主である。覆面車は、テレビ1作目から『もっと』第4話までは日産・レパード(F31前期)アルティマ(「横浜33も54-17」)(1作目の映画版以外はゴールド。1作目の映画版のみダークブルー、2作目の映画版はパールホワイトからゴールドツートンへ全塗装した個体)、『もっと』第5話〜『もっとも』ではレパード(F31後期)ダークブルーのアルティマターボ(「横浜33の45-05」)、『リターンズ』ではアルファロメオ・164SUPER 24V(「横浜34た10-06」)、『フォーエヴァー』ではマセラティ・ギブリE-MG(「横浜34た10-06」)を、『まだまだ』ではマセラティ・クアトロポルテ( 「横浜300さ40-32」 )を、『さらば』では日産・GT-R(R35型)Premium Edition(「横浜303む72-96」)のほか日産・レパード(F31前期)アルティマを使用した。

映画 またまたあぶない刑事

スーツは、テレビ1作目〜『もっとも』まではメンズティノラスを、『リターンズ』からはMASATOMOを着用している。メンズティノラスは、当時柴田がイメージキャラクターを務めており、放送直後に「同じものが欲しい」「品番を知りたい」という問い合わせが殺到、品切れになる現象も起きた。また、靴はメンズティノラスか、オペルカである。
サングラスは『もっとも』までLunetta BADA(ルネッタ・バダ)製やジバンシー製が多かったが、『リターンズ』ではレイバン製のみを使用し、『フォーエヴァー』以降はMASATOMOの物を使用する機会が増えた。『さらば』ではMASATOMOとRYNSHUを使用。

映画 またまたあぶない刑事

鷹山と同じくヘビースモーカーであり、煙草はLARK(初期の頃は赤いパッケージ。『フォーエヴァー』ではスーパーライト。『まだまだ』ではウルトラワン)。『リターンズ』ではCMに出演していた関係もあってかメリットを吸っていた。マッチではなく、Zippoで火をつけていた。

映画 またまたあぶない刑事

『もっとも』まで劇中では、当時柴田自らイメージキャラクターを務めていたポッカコーヒーを愛飲する場面が時折見られたが、当時舘ひろしがイメージキャラクターを務めていたポカリスエットも愛飲、鷹山と交換して飲むのが通例となっていた。

映画 もっとあぶない刑事

広東語(リターンズ、さらば)や韓国語(まだまだ)、スペイン語(さらば)を得意としている。
『さらば』で定年退職を迎えた後は、鷹山と共にニュージーランドに移住し探偵事務所を営んでいる。

映画 もっとあぶない刑事

追跡スタイル。多くのファンがマネしたユージの銃を持った走り。脇をシメて手に持った拳銃をやや外側に向けて激走する。両手で構え狙いを定めるのがユージのガンスタイルの基本。片手撃ちもするが、タカより拳銃を低い位置で構える。

TAKA & YUJI GUN
はみだし刑事の門司下関ロケの時に北九州空港でホルスターにサインをして頂きました(^^)

歴代のユージ使用拳銃を並べてユージコーナー設営中(笑)

2020.11.21.y.29999 コルトローマンマーク3とコルトパイソン2.5インチ