料理と音楽は、その国や地域の文化を最も直感的に、そして深く体験できる入口だと思います(イタリア食堂ベケ!?

イタリア食堂ベケ・二胡・王丹・ピアノ・大橋希

今夜は、山口県の「地産地消」をもっと愉しもう!といつも援むすび山口で、色々なコラボをやっている大切な仲間と一緒に、美味しいイタリア料理と二胡の音色を愉しむディナーショー「王丹 二胡の夕べ 〜音楽と食のシルクロード〜」にやって来ました!

イタリア食堂ベケ・二胡・王丹・ピアノ・大橋希

援むすび山口の応援団長であり、山口県を代表する有名パーソナリティのヤスベェさん!県内にフィットネスクラブやスイミングスクールなど多店舗展開しているSSSスポーツプラザの新造社長!そして、全国的にも有名で先日SSSスポーツプラザ吉敷店と援むすび山口のコラボ企画で行ったライブコマースでは初体験と言いながら驚異的な売上を見せた美腸活のプロ・須本愛子さん!そして、最近は援むすび山口の地産地消プロデューサーとして県内を走り回っている私のもの凄く濃い四人です。

あまりにも濃い過ぎるので、美白アプリにしてもらいました(爆)

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<本日のメニュー>(メニューより)
春節(中国の正月)のびを料理に込めました。シルクロード点の西安は小麦料理の宝庫。ぜひ小麦(山口県産小麦せときらら)のうま味を堪能してほしいです。

★プリモ・ピアット
ブイオンに浮かべた
トルテッリ(豚肉の詰め物パスタ)

<プリモ>中北部イタリアの町ボローニャの伝統料理トルテツリ。西安名物の水餃子のオマージュです。餃子は中国の正月料理だそうで、実はトルテッリもクリスマスや大晦日などに食べる祝いの料理。味変に、赤ワインを少し入れて食べるのが現地流。餃子にも香醋という黒酢を入れたら美味だとか。

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★ピアットウニコ(ワンプレート)

  • クレッシャ(無発酵のパン)
  • 子羊の煮込み
  • 卵とトマトのさっと煮
  • (たちばな農園の秋穂トマト)
  • インゲンのネギソース和え(ロベ作)
  • 夏みかんとウイキョウ、蕪のサラダ
  • リツボリート(野菜のパンがゆ)
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<前菜盛り合わせ>クレッシャはマルケやロマーニャ地方のB級グルメ。無発酵のパンに生ハムやチーズを挟む。中国の焼餅(シャオビン)に似ています。子羊はイタリアでもよく食べます。イスラム教徒のいる西安ではウイキョウの種(クミンシード)で味つけ。中部イタリア・中国風にグリルで。卵とトマト、バジルは中華料理とは調理法が違いますね。中国で福を呼ぶ柑橘を使いフェンネル(ウイキョウ)の根のサラダを作りました。イタリアの冬の定番料理です。西安の羊肉のパン粥をまねて、トスカーナのパン粥リッボリートを。羊ではなくキャベツや黒キャベツ、豆が入る農民料理です。

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中国では豆(インゲンも)は縁起物で、ロベルト作です。

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★ドルチェ

  • クリスマスの甘いニョッキ
  • カーニバルの揚げ菓子 キアッケレ

<ドルチェ>正月に食べる年糕(ニンゴウ)という黒糖と餅粉を蒸して作るお餅を、ロベルトの故郷スポレートで供される『甘いニョッキ』で表現しました。セモリナ粉をお湯で煮込て作ります。クルミやココア、パン粉のフィリングで層にします。

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麻花(マーファー)という硬めのかりんとうには、カーニバルの定番のサクッと軽い揚げ菓子を。イタリア全土でありますが、今回はヴェネツィアのレシピです。

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最高のドルチェには、やはり最高のハーブティが良いですね。と言うことで去年のムーブマン・パーティーでお会いした「旅するブレンダー」安光さんのハーブティ「ヤスミティ」をセレクト。オリエンタルで凄くステキなブルーのハーブティ… 香りとスパイスのインパクトがあるハーブティでした。

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王丹 二胡のタベ 〜音楽と食のシルクロード〜

シルクロードは、中国の長安(現在の西安)から西のローマへ、絹を運ぶ交易の道として主要な交通の要所です。『食巡り」の本日のディナーは、シルクロードの起点である西安の料理、春節の中華をオマージュしたイタリアの地方料理を提供します。(メニューより)

イタリア食堂ベケ・二胡・王丹・ピアノ・大橋希

2025年1月25日(土)18:30~
<プログラム>
18時30分 お料理スタート
19時15分 デザートや食後のドリンクの注文
19時30分 演奏開始 デザートと食後のドリンクタイム
20時30分 演奏終了

演奏:二胡王丹
ピアノ:大橋希
料理:粉川妙

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いろんなご縁で、王丹さんと知合い、二胡のコンサートを、当店でする運びとなりました。春節祭目前(今年は1/29)なので、料理もイタリアの正月やカーニバルの料理で華やかにしました。この機会に相席になった方とも交流してください。作るのにすっごく手間がかかったけど(笑)、多様なイタリアの地方料理を楽しんでね。王丹さん、大橋さん、素敵な演奏をありがとう!(メニューより)
イタリア食堂ベケ!?
オーナーシェフ:粉川妙
アートディレクター:ロベルト・ピビリ

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「地産地消」と「身土不二」の思想で広がる地域の魅力

料理や音楽を通じてその土地の文化を体験する… これは「地産地消」と「身土不二」の思想と深くつながっています。「身土不二」とは、人と土地は切り離せないという考え方。その土地で育まれる食材や調理方法は、地域の風土や歴史、文化が反映されたものです。地元の旬の食材を味わうことは、体に優しいだけでなく、その地域の自然や人々の暮らしを感じる豊かな体験でもあります。

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「地産地消」は、この「身土不二」の実践とも言えます。地元の食材を地元で消費することで、地域の生産者を支え、環境負荷を減らしながら、地元の人々や観光客にその土地ならではの味わいを届けることができます。また、地元特有の料理は、長年の知恵と工夫が詰まった文化そのものです。

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さらに、料理だけでなく、地域特有の音楽やアートといった要素を組み合わせることで、その土地の魅力をより深く感じてもらうことができます。地元で採れた食材を使った料理を楽しみながら、その土地ならではの音楽に耳を傾ける… これこそが、文化を五感で体験する素晴らしい方法です。

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「地産地消」と「身土不二」を大切にすることで、地域の魅力を再発見し、自然や文化、人々とのつながりを未来へと広げていくことができると思います。

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例えば、インド料理、特にスパイスの効いたカレーが誕生した背景には、地域の環境や食文化が深く関係しています。インドはスパイスの主要生産地であり、高温多湿な気候がこれを支えました。スパイスは抗菌作用があり、食品の保存や消化促進に役立つため、料理に多用されました。また、ヒンドゥー教やジャイナ教によるベジタリアン文化や、ムガル帝国からの影響で生まれた肉やナッツを使ったリッチな料理など、多様な宗教が料理を発展させました。さらに、アーユルヴェーダの思想に基づき、スパイスは健康を支える役割も果たしました。このように、スパイスと地域特有の食材を活かし、多彩な味わいを生み出す文化がインド料理を形作ったのです。

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そして、韓国料理が辛いものやキムチ、乳酸菌食品を特徴とする背景には、地域の環境と食文化が深く関わっています。韓国の寒冷な冬に備え、野菜を塩漬けして発酵させる保存技術が発達し、これがキムチをはじめとする乳酸菌食品の基盤となりました。16世紀頃に伝来した唐辛子は、保存性を高めると同時に体を温める効果があり、韓国の気候に適した調味料として普及しました。また、米を主食とする韓国では、発酵食品や辛味を活用して味わいを豊かにし、多彩なおかずで食事を楽しむ文化が発展しました。さらに、家族や地域のつながりを重視する韓国では、キムチ作りの行事「キムジャン」が食を通じたコミュニティ形成に貢献しました。これらの要素が韓国料理の独自性を育んだのです。

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更に、日本でコーヒー文化の歴史が浅い理由には、地理や文化的な要因が関係しています。コーヒー豆は熱帯で生産され、日本国内では栽培が難しいため、輸入に頼らざるを得ませんでした。また、日本の水は軟水で、お茶の風味を引き出すのに適している一方、硬水が合うコーヒーの抽出には不向きでした。さらに、日本では古くからお茶文化が定着しており、特に禅宗と結びついた抹茶文化が広がったことで、他の嗜好品が入り込む余地が少なかったのです。一方、ヨーロッパやアメリカでは、カフェ文化や大量生産の進展により、コーヒーが嗜好品として発展しました。近年、日本でもスペシャルティコーヒーや独自のカフェ文化が育ち、緑茶文化と共存しながら発展しています。

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「地産地消」と聞くと、「地元で作ったものを地元で食べましょう」というシンプルなイメージを持たれることが多いですが、これは日本の伝統的な思想「身土不二」にも通じる考え方で、「人の体とその土地は切り離せない」という深い意味を持っています。その土地で生まれた食材や料理は、環境や文化とともに育まれ、地域の食文化として根付いてきました。例えば、インドのカレーや韓国料理がその土地の環境や文化によって生まれたように、日本のお茶文化もその土地ならではの歴史や背景があります。

今夜は、シルクロードで繋がったイタリアと中国の食文化や音楽文化に触れたことで、イタリアや中国に行ってみたいという刺激を受けました。こういうコラボイベントをすることで、山口県にも行ってみたいという刺激に繋がればと思っています。ステキな夜をありがとうございました。

イタリア食堂ベケ・二胡・王丹・ピアノ・大橋希

イタリア食堂ベケ!?
[住所]山口県山口市野田2
[電話]083-996-5230
[営業時間]11:30〜14:30/18:00〜21:00
[定休日]火曜日

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アフターコロナで私たちの考える、商業デザインとは

デザインは単に色やカタチや自己満足の好みでつくられた「見た目だけのモノ」ではいけません。商品・サービスを消費者に伝えるという商いのための重要な武器・アイテムです。コロナによって世界中の考え方が変わり、モノやサービスを「売る」以上に「ファン」になってもらうことが大切だと考えます。私たちが提案するデザインとは経営戦略として、貴社の強み、技術力の高さ、商品の品質の高さを消費者に「伝える」こと。固定概念をぶっ壊し、「伝えて、理解してもらい、共感してもらい、ファンになってもらう」ためにデザインというアイテムを使い、表現していくことが私たちのミッションです。

アフターコロナで「ブランディング」が必要になった理由

インターネット・SNSの大幅な普及により、消費者が自ら情報を得たり、発信できるようになったことで「モノの買い方」が変化しました。これまでの企業の考え方は「いいモノをつくれば、売れる」というものでしたが以前の様に「ただ商品の情報を発信」しても大量の情報に埋もれて、消費者の目に留まる機会も減少、モノがよくても、その価値が伝わらないと売れません。また、競合相手と同じ品質や価値であれば「どちらを選ぶか」ということになりますが本人も自覚していない潜在ニーズを推測できれば顧客満足を向上させることができます。「好き」の理由、つまり情緒的価値をつくるのが「ブランド」です。

消費者は、今までなんとなく行っていたお店にコロナで行けなくなった結果

「別にあの店に行く必要は無い」、あるいは「この商品は別に無くても困らない」と考え、買うのをやめるという選択をしました。その結果「いつまでも顧客が戻ってこない」のです。

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