B級グルメを地方創生の核にして成功した「富士宮やきそば」を武田ハートクリニックの院長から頂きました!
皆さんは富士宮やきそばをご存じですか?
私の故郷でもある静岡県富士宮市(厳密には富士市です)で町おこしの一環で富士宮のソウルフード「富士宮やきそば」の定義を決めてブランド化し、認定されたお店のみ富士宮やきそばを名乗って提供しても良いということにしたのですが、これが大当たり!
全国から富士宮やきそばを求めて、富士宮に来たり、これキッカケでB級グルメというジャンルが誕生し、各地域でB級グルメイベント等を開催するほどに盛り上がりました。
そんな、富士宮やきそばの定義は…
富士宮やきそばは、一般的に販売されている柔らかいやきそば麺とは違い、コシのある麺が特徴です。最初は、「なんだこのいつもと違う麺は」と感じた人も2度、3度と食べるうちに、コシのある麺の食感と独特の味付けが忘れられなくなります。 市内には、それぞれ味にこだわりをもったたくさんのやきそば店があります。
また、麺は富士宮市内にある4つの製麺業者の麺を使用します。その特徴は、一般的な焼きそば麺の製造工程では蒸した後に一度茹でますが、富士宮やきそばの麺は茹でずに急速に冷やし、油で表面をコーティングします。そのため他の麺に比べ水分が少なく、独特のコシが生まれました。
富士宮やきそばが作られ始めた終戦後は冷蔵技術が乏しかったので、日持ちや行商に対応させるためこのような製法が確立していきました。
富士宮やきそばの特徴 10箇条
1.富士宮独自にその製法が確立した富士宮の「むし麺」を使っている
2.鉄板にひく炒め油にラードを使用することが多い
3.ラードをしぼった後に残る「肉かす」を具材としてほとんどの店で使っている
4.キャベツは富士宮産高原キャベツを使う店が多い
5.多くの店がソースを独自にブレンドし、味を競っている
6.富士山の恵み、美味しい水に誇りをもって調理に使う
7.削り粉、青海苔、紅ショウガが主なトッピング、具材は店により多様化する
8.厚く大きな鉄板が肝心、強い火力で一気に焼くから美味しい
9.店の人が焼く、お客自身が焼く、各店スタイルが違う
10.鉄板から直に食べる店、皿に盛る店、食べ方も店の個性
町おこしとは言え、昔から地元に愛されてきた富士宮やきそば
独特の麺のコシと食感、そして肉かすとだし粉の主張が、他の焼きそばとは全然違う個性ですね
沢山の富士宮やきそばを武田夫妻に送っていただいたので、事務所で作るのも一苦労(笑)
でも、いつもの料理好きモードがスイッチオンで、豪華なランチタイムとなりました
美味しいものは笑顔を運んできます!ご馳走様でした!
医療法人社団 武田会 循環器内科・内科
武田ハートクリニック
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富士宮やきそば学会
[住所]静岡県富士宮市泉町458