だるま堂・魚礁をつくってます

だるま堂・魚礁

本日は、だるま堂さんにて新包装紙デザインの打ち合わせ。何十年も使われている包装紙を新しくする為にデザインを担当させて頂くなんて光栄です。

だるま堂・魚礁

さて、打ち合わせも終わり、だるま堂さんの店内から見る美しい風景を何気なく眺めていたら… 何だアレは?

だるま堂・魚礁

聞くところによると、港で魚礁を組み立てているそうで… 超高層ビル並みの大きさがだとか(笑)

だるま堂・魚礁

援むすび山口やしもマルで農林水産物に興味が湧き続けている私は、行ってみたい衝動に駆られました(笑)

だるま堂・魚礁

近くの民家まで来ましたが、群を抜いてデカい

だるま堂・魚礁

そこから港の方へ廻ってみました

だるま堂・魚礁

ほっこりする静かな港…

だるま堂・魚礁

あちらこちらシャッターを切りたくなりました

だるま堂・魚礁

そんな静かな港に

だるま堂・魚礁

それはそびえ立っていました

だるま堂・魚礁

「魚礁をつくっています」立入禁止の看板

だるま堂・魚礁

人工魚礁は、環境の変化や乱獲などの影響によって減少した対象生物の漁獲の改善、操業の効率化や保護育成のために整備されています。(農林水産省HPより)

だるま堂・魚礁

人工魚礁とは、魚類を集めたり増やしたりするために海中や水中に設置するもので、次のような機能があります。(農林水産省HPより)

  1. 物陰に隠れる性質を持つ魚類の隠れ場
  2. 小型の魚類が大型の捕食魚から逃げるための逃避場
  3. 繁殖に欠かせない親魚の産卵場
  4. 魚礁により周辺の潮の流れを弱めることで、泳ぐ力の弱い動物プランクトンが集積する場
  5. プランクトンを食べる小型魚類が繁殖する場
だるま堂・魚礁

漁場整備には2タイプあります。1つは、魚たちが生息する海域にコンクリートブロックなどを設置することで、産卵や育成を助ける「保護育成礁」。もう1つは、海底にコンクリートブロックなどを山脈のように積むことで、海底から海の上層へ上昇する水の流れを作り、海底にある栄養分を広く行き渡らせ、魚たちを増やしていく「マウンド礁」です。
「保護育成礁」では、ズワイガニやアカガレイ、「マウンド礁」では、マアジ、マサバ、マイワシなどを保護、育成しています。(農林水産省HPより)

だるま堂・魚礁

つまり人工の魚が集まる場所をつくろう!ということなんですね

だるま堂・魚礁

よく見ると鉄骨のフレームに丸太が組み込まれていて、居心地の良い環境がデザインされている感じ

だるま堂・魚礁

こんなに大きな建築物が海底に沈むということはそれだけ深い場所に沈めるんですね。

だるま堂・魚礁

魚の海底マンションです(笑)

だるま堂・魚礁

やはり、最上階の角部屋が一番高いんでしょうね(笑)

だるま堂・魚礁

しかし、とにかくデカい

だるま堂・魚礁

こういう努力で私たちは美味しい下関産の魚を食べることが出来るんですね。

だるま堂・魚礁