隔週刊 古畑任三郎・DVDコレクションの罠にはまる
古畑任三郎に学ぶ「質問力」実は、ブランディングやデザインの仕事をする上で一番重要だと思っているのがクライアントのことや会社、お店のことを知るためのヒアリングです。そこからクライアントの強みを見つけ出し、それらをカタチにする工程へと入っていくのですが、ここを聞き間違えると全くズレた提案となってしまいますし、結果も出ないと言うことになってしまいます。さて、この質問力で私がもっとも参考にする人物は誰か… それが古畑任三郎と言うことになります(笑)
古畑任三郎に学ぶ「質問には7つの力がある」BOSS思考より
1.質問には答えを引き出す力がある
2.質問することで思考の焦点を変える
3.質問は貴重な情報を引き寄せる
4.質問は状況をコントロールする
5.質問には人の心をひらく力がある
6.質問上手は聞き上手につながる
7.質問は人をその気にさせる
古畑任三郎になる。
新しい顧客や顧客候補に会うときは、いつでも古畑任三郎になる。顧客の背景、価値観、興味、偏見、経験、心配、夢、恐怖、目標、そして顧客自身についてできる限りの知識を手に入れる。あらゆる種類の手がかりを探す。たとえば、服、言葉遣い身振りなど。そして何よりも、質問をする。それもたくさんの質問だ。「ニーズ」と「欲求」ははっきりと区別をする。たとえば、カーディーラーに入ってきた女性客の「ニーズ」を予想することはできる。彼女は車が必要なのだろう。移動したり、家族を乗せたり、買い物に利用したりするのに必要なのだ。しかし、彼女がどんな車を「欲求」しているかは、聞いてみないと判らない。SUVなのか、燃費の良い小型車なのか豪華なスポーツカーなのかは、彼女の欲求によって決まるのだ。