セントコア山口・パパを食べる会「食育」
「パパを食べる!」って、姫ちゃんに「食育」するチャンスだ!
平成30年の夏、梶岡牛のロゴマークデザインを担当させて頂いたこともあって、たまたま7月6日に生まれた子牛に梶岡さんが付けた名前は「秀吉光寛18」梶岡さんの名前と一緒に私の名前を付けてくれました。
とても光栄なことです。それから、41ヶ月の月日が経ち、連絡が…早速、梶岡牧場「FIRE HILL」さんでサーロインステーキとランプステーキを頂きました。
普段、焼肉屋さんかスーパーで見るカットされた牛肉がパパの名前が付いた「牛さん」と理解してもらう「食育」です。
今回は、その記事を読んで下さった「セントコア山口」の増本総料理長から連絡があり、ウチの梶岡牛「秀吉光寛18」を食べに来ませんか?というお誘い!前回はお肉そのものを焼きましたが、同じ「パパ」を料理人さんが調理するとこうなるんだよと言うのも食育!と言うことで早速、セントコア山口さんへ!
まずは、ヤサイコトバ作家・野菜ソムリエプロの西川満希子さんがつくられている「世界初!ヤサイコトバおみくじ」で子供の心をつかむのも増本総料理長のすご技(笑)
そして、出てきた姫ちゃんのメニューは村上農園さんのごぼうでつくったスープ… これにも増本総料理長の物語がありました。そうなんです。このゴボウは梶岡牧場の堆肥で育てたゴボウなんです。つまり「パパのうんちでつくったゴボウのスープ」なんです。
姫ちゃん…「うえぇ!パパのうんちゴボウスープ」と言いながら泣き始める(汗)やばい!失敗!食育、失敗!慌てて「違うよ、パパのうんちでつくったゴボウを使ったスープだよ」それから、ゴボウは土の中に出来るんだよ。ゴボウも栄養が必要なんだよ。パパのうんちは栄養になるんだよ…などなど。
でも、ちょっとパパのうんちゴボウスープがトラウマになったかも(苦笑)今度から美味く伝えねばと反省(汗)
続いて、運ばれてきたのは、地元野菜をたっぷりと使った「パパのハンバーグ」を食べる!
ふんわり柔らかいハンバーグと野菜たっぷりのソース?が姫ちゃんの心と胃袋をつかむ!
さっきまで、パパのうんちゴボウスープでのたうち回っていた姫ちゃんもパパハンバーグはかぶりつき(笑)
少しはパパにも分けてよ(笑)
増本総料理長の手の込んだ料理で、野菜も一緒にガツガツ!「秀吉光寛18」は見事にハンバーグとなり、姫ちゃんの胃袋へ!
さてさて、ここからは大人の時間(笑)
まず運ばれてきたのは「村上農園のごぼうクリームスープスフレ」スフレの下にあるごぼうスープとかき混ぜてお召し上がり下さい。
ナント、梶岡牧場の堆肥で栽培された美東のごぼうは香りがしっかりしていて、スフレの優しさとごぼうのクリームスープの濃厚さが絶妙なコラボレーションで口の中を愉しませてくれます。
さてさて、やって来ましたメインディッシュのひとつ目…
梶岡牛「秀吉光寛18」のイチボのポワレ フォンドボーと共に
前回とは違う部位である「イチボ」レアでありながらちゃんと中央まで火は入っているので本来の肉の旨味が肉汁として愉しめる。
更にフォンドボーはやはり同じ梶岡牛の骨の髄から煮付けてつくっているので、肉とソースの相性はバッチリです。
添えられた野菜ももちろん地元産。
「パパを食べる会」でパパを食べるママ… 超複雑(汗)
続いて、メインディッシュのふたつ目は…
梶岡牛「秀吉光寛18」ホホ肉のアッシパルマンティエ風
この料理についてメチャクチャ詳しく増本総料理長に説明してもらったけど、あまりの美味しさに吹っ飛びました(笑)
この料理も初めての部位である「ホホ肉」をマッシュポテトで覆い焼いています。
ナイフを入れるとホロホロになったホホ肉が現れて。抹茶の苦味とマッシュポテト、そしてホロホロになったホホ肉を一緒に頬張ればここはもうフランス(笑)同じ梶岡牛「秀吉光寛18」でも、調理によってこんなにも違うモノになるんですね。
それから、増本総料理長と下関産の食材について愉しくおしゃべりさせて頂きました。
是非、みなさんにもこの梶岡牛「秀吉光寛18」を食べて頂きたいのですが、数量限定なので是非お問い合わせ下さい。また、昼間の単品も無いのですが、新メニューも検討中とか… 何はともあれ、セントコア山口さんに問い合わせてみてはいかがでしょうか?
「パパを食べる!」って、姫ちゃんに「食育」するチャンスだ!と思っていますが、この牛肉が牛さんだよと本物を見せるのはどのタイミングだろうか…と悩む今日この頃。みなさんのご家庭では子供にどのような食育をされていますか?
セントコア山口
山口県山口市湯田温泉3-2-7 電話083-922-0811