BOSS思考・ルービックキューブ理論
クライアントの企業ブランディングでオーナーや社員、自分の会社の人材育成で一番難しいのが意識改革。
スキルや技術をスキルアップするのは、意外に簡単でマニュアルを作るとか、実戦で覚えてもらうなど手段を理解して習得していけば良いのですが、今までの人生でつくられた固定概念を変えることは本当に難しいことです。
仕事にはアクシデントはつきもの、失敗をすることに気を遣い、上司が注意するということの繰り返しではお互いにメンタルが疲れてしまいます。
失敗するのが悪いのではありません、必要なのはそこからどう立て直すか。
その時に陥りがちなのは、点で物事を考え、点だけを見て対処方法を考えてしまうことです。そうすることで、運良くその場面をクリアしたとしても、状況が違う、同じような場面でも同じような失敗をしてしまうのです。つまり、その本質を判っていないから同じ失敗を繰り返してしまう。つまり応用が利かない社員が出来てしまうのです。
そんなことを日々ずっと考えていて、ヒラメキました!
BOSS思考のひとつ… ルービックキューブ理論です。
起業したとき、就職したとき… 気持ちや想い、希望や夢は6面全部揃っています。
白い面、青い面、赤い面、オレンジの面、黄色の面、緑の面… 全て綺麗に揃っています。
しかし、それが色んな経験やアクシデントでどんどん色がバラバラになっていきます。
ここで、本質を理解していない人は、慌てて面を揃えようとするのですが…
目先のことしか考えないから、目に見えている「白い面」だけは揃えられますが…
上、下、右、左、ウラの面はバラバラです…
テンパらないための「ロジックツリー」は「現象・問題点」「本質的な問題」「本質的な解決策」「具体的なアクション」につなげていくのですが…
目の前に見えていることだけを考えるのでは無く、俯瞰で物事を見て考えることが大切なのです。
6面全てを揃えようと思うと、一見バラバラになっているようですが、6年全てのコトを俯瞰で考えて、最終的にはなるべく6面全て揃うようにしなければなりません。
その思考を思いついたとき、すぐにAmazonでルービックキューブを検索して「ポチ」(笑)
小学生くらいの時に流行ったルービックキューブ… 当時、偽物のルービックキューブを手にして、結局6面揃えられなくてバラバラに壊し組み立てた覚えがあります(苦笑)
闇雲にグルグル回していた小学生の頃…
この歳になり、経験も増え、知恵も付き、ネットや本などには解決方法が溢れています。
ロジカルシンキングも問題解決も固定概念を捨て、本質を見つけることで解決できることは沢山あります。BOSS思考のルービックキューブ理論… いかがでしょうか?
久しぶりに手にしたルービックキューブ… 回す感触が心地よい。でも、ネットを見てもやっぱり6面は揃えられないよ(泣)