JA山口県・下関ねぎ・福ねぎ

JA山口県・下関ねぎ・福ねぎ

皆さんは山口県下関市安岡で作られている「下関ねぎ」と「福ねぎ」をご存じでしょうか?

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本日は、下関農林事務所さんとJA山口県さんと一緒にPR動画の為の撮影に朝6時起きでネギ畑へとやって来ました!晴天でも無く、雨でも無い、曇り空… これが結果的に良かったのですが、ビニールハウスの中はジッとしていても滝のような汗が流れるほど高温… 天気の良い日などは一気に温度が上がるそうです。

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そんな、環境の中… ねぎ農家・村中さんは黙々と作業をこなしています。テンポ良く、リズム良く… 手で優しくねぎを抜き、束にしてトントンと土を落とす。そして、ある程度束になると、また、トントンと束で揃える…この一連の動作が何とも心地よく、音が良いんです。

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この「下関ねぎ」と「福ねぎ」は同じ品種で種も同じなのですが、「下関ねぎ」の方が少し太くて長くて、「福ねぎ」は3mm程度の極細で短めなんです。

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成長度合いで2種類に分けられるんですよ。

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種を蒔くときの間隔が広いと太く大きくなり、狭いと細く育ち、土は水はけが良くなるように地面の下に排水パイプを通してあります。ねぎの顔を見て「水くれ〜」と言っていたら水をやり(笑)、冬場は1週間くらいやりません。基本的には少ない水で育てます。

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水が多いとぐんと伸びて「下関ねぎ」に、水が少ないと細く短い「福ねぎ」になります。下関ねぎ・福ねぎは同じ畑で取れて、仕分けの時にサイズによって分けられます。

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種を蒔いてから芽が出るまで2週間もかかり、夏は出荷できるサイズになるまで60日くらい、冬は90日〜120日かかるんです。(日照時間と温度の関係で)

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ゆっくり成長した方がいい色(綺麗な緑色)になり、福ねぎは主にふぐ料理に使われるので福ねぎを専門的に栽培している人もいるそうです。

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村中さんちでは、下関ねぎを使って「ぬた」にして食べることが多いそうです。

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撮影中は宮原センター長のお陰で?(笑)終始和やかで愉しい撮影となりました。

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こうやって、生産者の方々のところに出向いて、お話を聞いたり、作業の様子を見させて頂くと面白くて興味のあることばかりです。

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今まで、ねぎにあまり興味が無かった方でも、こういう事をキッカケに知ることで、愛着がわきますよね。

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この安岡でつくられている「下関ねぎ」や「福ねぎ」は河豚料理などの高級料理だけに使われると思いがちですが、食感も香りもまろやかで品が良く、だからこそダイナミックに料理に使うと主役を引き立てるステキなパンチを繰り出すことが出来ます。

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収穫した「下関ねぎ」と「福ねぎ」を丁寧に選別して、皮を取り、わらで巻く瞬間が格好良かった。これは是非、動画でご覧下さい。

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本日撮影でお世話になった村中さん、植村課長、宮原センター長、堀江さん… 記念写真をパシャリ!

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その後、秋根のJAに戻り、出荷準備の撮影です。工場内のねぎの香りがたまりません!

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最後のカットは、堀江さんの積み込みシーン… 実際はこんなシーンは無いのですが、ちょっと細工をするためのワンシーン!NGナシで一発オーケーでした!

さて、明日は菊川で「菊川そうめん」の撮影です!

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